パパ活成功女性に起業・独立を語ってもらった! vol.3
起業や副業している女性からの質問に答えます

パパ活成功後に起業した女性の話を聞きたいと言うことで、今回バトンを渡されたレイです。
実家暮らしで消費も少なく、予想外にもパパから頂いたお金が溜まったので…マンションを購入し、仕事場として使っています。

もうすぐアラサーの仲間入りを果たす私は、パパ活で目標金額を貯め、防音完備・楽器演奏可のマンションオーナーになりました。
残念ながらマンション一棟買いではありません、2LDKの所有です。
そこで個人レッスンのフルート教室を開いています。月に数回は生徒さんの家で出張レッスンもしています。
職業を聞かれるたらフルート講師ですが、生徒さんが来ない時間は、フリーで楽器講師をやっている方達にレッスン室を貸しているので、スペース貸のような事もしており、実家(自宅)ではサンルームと庭を使ったカフェをしています。私はカフェオーナー、母が趣味程度に好きな日に好きな時間だけ営業しています。
そのためか、フリーランスで副業したい・独立開業したいパパ活女子から色々な質問を受けます。

今回は自宅で起業した女性や、副業している女性からの質問をもとに、確定申告や手続き、経理上のあれこれをお話ししていきたいと思います。

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■自宅サロンだから確定申告しなくて良いよね?

NO!
貸店舗・自宅・出張だろうと店の形態は関係ないです。
意外と多いですね、自宅の敷地内だし…趣味の延長だしと言って、開業届を出していない方。
売上なんてほとんどないからと、確定申告をしていないオーナーさん。事業所得が38万円を超えるなら確定申告は必要です。


■やってない人もいるよ?バレなきゃいいのよね?

これもNOですね。
今までバレなかったからといって、廃業するまで税務署にバレない方法はないです。
この質問は旦那さんの扶養に入っている女性に多いですね。 扶養控除から外れたら大変と考えちゃうみたいですが、所得隠しと脱税の方が大変と思って欲しいです。
納税義務を果たしてないですから、後ろめたくありませんか?私だったら子供に胸を張って生きられないですね。


■脱税は前科者になりにくいって言うけど?

まあ、確かにそうらしいですね。凄い悪質な脱税をしていて巨額な場合には、裁判所に訴えられ有罪・実刑になります。
バレなきゃって言ってる時点で悪質の仲間入りしていますが…。
また、前科が付かなくても、本来納めるべき金額と過少申告加算税や延滞金、重加算税が加算されます。
だいたい35%UPの金額になると聞いたら、素直に納税義務を果たした方が利口かな?


■副業ネイリストで年に15万円くらい稼いだけど、確定申告はしないとダメ?

カフェバイトしながら副業ネイリストしてる彼女は申告が必要です。
副業の所得金額(売上−経費=所得額)が年間20万円を超えたら確定申告が必要って情報が多いけどウソです!それは本業も個人事業をやっていて、副業もやっているような人の場合ですよ。
給与所得がある人の副業は確定申告が必要です。
所得税は年間20万円以下なら確定申告不要ですが、住民税の話は別なのです。
1年間収入総額から納税額を計算するため、給与も副業も全部まとめていくらの年収だったかを申告しないといけないのです。
どこにどうやって申告するか…それは確定申告をするだけで申告したことになります。
自動的に税務署で計算され、あなたの住民税はいくらですよ、払って下さいと通知が届きます。
ちなみに本業でやっているなら、個人事業主としての年間所得が38万円を超えると確定申告が必要ですよ。
まあ、生活支えるために働いているなら、この額は超えますよね…。


■ハンドメイドアクセサリーをネット販売したものは、確定申告しなくてもいいよね?

これも給与所得者は申告が必要。
あ、年金受給者もですね。
たとえ数千円でも、1年間の給与所得と合算していくらになるかが重要なので。
もし、3000円で売れたとしても、材料費や梱包材を自分で900円、ネットショップの手数料100円を支払っているなら、その金額を引いた2000円を雑所得に入力します。
ただしレシートや領収書は提出不要ですが、自分で保管しておかないといけません。
家計簿やお小遣い帳に書き込んで、一緒に貼っておけば無くさないでしょう。


■駐車スペースをキッチンカーの人に貸したら、不動産所得でいいのかしらね?

スペース貸しが何所得かは、私も始めは悩みました。
私の場合は事業所得ですが、レンタル会議室など事業自体がスペース貸しなら売上で、不動産所得に分類されるのは賃貸借契約による収入の場合。
サラリーマン家庭が軒先を貸して得た収入は雑所得で計上しましょう。


■青色申告なら税金が安くなるの?

所得金額から最大65万円の控除がされることですね。
(平成30年度の税制改正により所得控除・基礎控除改正があり、最大65万円の特別控除が55万円に引下です。ただ電子申告e-Taxで行うなどの追加要件を満たせば65万円のまま維持できます。)
パートや会社員の方は自動的に、所得税計算に用いる基礎控除額38万円と、住民税計算に用いる基礎控除額33万円が適用されています。
個人事業主も受けられる控除があり、確定申告の青色と呼ばれる提出書類の多い申告方法を選ぶと受けられるのがそれです。
これにより税金の額が減る仕組ですよ。ただ、開業届をだしていないと青色申告はできません。


■何年も経つのに今更開業届を出していいもの?

問題はないですよ。
本当は事業開始して一年以内にと言われていますけれど、罰金などもありません。
開業届の提出先は税務署です。
届けを出したのがいつか、いつの確定申告から適用されるかですが、2018年なら3月15日までに提出したものなら2018年から適用されます。
究極のところ、青色申告で作成して、確定申告提出と同時に開業届を受理してもらうことも可能ですね。
その年の4月以降に開業した場合は、期限が変わるので税務署に問い合わせてみると良いです。


■資金集めやパパ活はどれ使ってましたか?

2カ所の交際クラブ・デートクラブと、1つの投資家マッチングサイトを使っていました。
あまり投資してもらう額が多すぎるのも不安だったので、パパ活の方に力を入れていました。
5人目のデートオファーを貰った方が投資もされている男性で、最終的にその方から出資して頂き開業しました。そして今も交際させて頂いています。

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みなさんの疑問が少しは晴れたでしょうか?
次はこれから独立や開業したいと考えている方には特に役立つお話をしてくださる方にバトンをお渡しします。




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