なぜ交際クラブ・デートクラブを利用してパパ活をする女性が増えているのか

交際クラブ・デートクラブは女性と男性それぞれにメリットがある

気軽にパパ活を始めることができる要因の一つとして”交通費や食事代はパパである男性が払うもの”という認識が広まっていることが考えられます。
これによって、自分の住む地域とは異なるエリアでパパ活をするため、周囲には旅行と偽ってパパ活ができるので、単発的に短期間ですっぱり辞められる方も少なくありません。

しかし、そもそもなぜ多くの女性が、交際クラブ・デートクラブに入会してパパ活を始めるようになったのでしょうか。
今ではマッチングアプリなど、女性と出会うためのいろんなサービスがあるのに、わざわざ男性の方が交際クラブ・デートクラブを利用してパパ活をやっている女性と、会いたいと思うのでしょうか？

女性との出会いを求める男性に共通する、「仕事で忙しくてなかなか出会いを見つけることができない」という、現代社会特有の問題を見ていくと、それらを読み解く鍵があるように見えます。

プロフェッショナルな女性が相手をしてくれる既存のサービスと違って、交際クラブ・デートクラブに会員登録している女性は、ほとんどの女性が素人を前面に押し出してパパ活をやっています。
男性は、わざわざ自力で出会いの場を探して、素人の女性と出会って仲良くなっていくよりも、交際クラブ・デートクラブを利用するだけで、昼はアルバイトをしていたり、一般企業に勤めていたりする女性と簡単に知り合い、デートを行うことができるのです。

自力で素人の女性を探しデートができるまでの時間や労力を考えれば、一見高額な登録料金を提示しているように感じるハイクラスの交際クラブ・デートクラブが、いかにコスパが良いものであるのか、ということが多くの男性達に認知されてきているのです。

交際クラブ・デートクラブは今までになかった新しい出会いのツール

交際クラブ・デートクラブを利用してのパパ活デートは、出会い系やＳＮＳに変わる新しい出会いのツールになっていると思います。
実際に、パパ活デートで知り合って付き合うケースというのは数多くあります。
人によっては結婚相談所や婚活サイトを利用するよりも、パパ活で理想的な相手を効率的に探した方が結婚への近道になったという人もいます。
その話を聞いた時は驚きましたが、パパ活をした上で、その後結婚して落ち着くということは、現在ではそれほど珍しくもないパターンになってきました。
このように交際クラブ・デートクラブというのは、男性にとって需要があることはある程度理解することができました。

一方、供給側であるパパ活をする女性達が増えてきたのは何故なのかというと、その理由の一つとしては、パパ活が危険なものであるという誤解が薄れていることにあるのではないでしょうか？確かに１００％、安全なものなのかという風に言われたら、ある程度のリスクはあるでしょう。
それは車が１００％、安全なのかという話と同じことで、どのようなことにもリスクというものは存在します。
しかしながら、１０年以上前よりは年上の男性とデートをするということに対してのブラックのイメージは消えつつあって、圧倒的に危険は減っているのは確かです。
パパ活という言葉のメジャー化によって交際クラブ・デートクラブは、世間にとってかなり身近なものになっています。
交際クラブ・デートクラブに登録している男性会員のほとんどは、一般企業の社長か従業員であり、異業種交流会で知り合うような男性と変わりはありません。

ＹｏｕＴｕｂｅやテレビで普通にパパ活の話が出るようになった

最近では、テレビやＹｏｕＴｕｂｅで普通にパパ活の話をするようになって、パパ活をしていることを公言する女性が増えています。
メディアを通してパパ活はいかがわしいものというイメージが少しずつ消えつつあるように思います。
これらの要因によって、パパ活のハードルを下げることになっています。
パパ活をする女性の中には生活費や借金など、本当にお金に困ってしまい、最終手段としてパパ活をするという例も少なくありません。
しかし、最近の女性たちの傾向を見ると、今すぐお金を必要というわけではなくて、将来のために備えたいという理由が増えています。
将来、結婚せず仕事をしていてもそれ程稼ぎがいいわけでもない、という自分を想像して不安を抱き、その不安がパパ活をするという行動に出ているのではないのか、と想像できます。

現在では、交際クラブ・デートクラブはほぼ素人に近い女性と一般男性が出会う場所となりました。
キャバクラなどのプロの女性が接客するサービスよりも勝っている様子です。
また、キャバクラ以上の女性と恋愛できる可能性があり、そこから結婚に至る可能性も低くはありません。
今後、益々パパ活の需要と供給は拡大していくだろうと思いますし、恋愛や結婚の形も大きく変化していく可能性があります。